長男とは相変わらず噛み合わない。
せっかちな私とのんびり屋の彼なので相性がよくないのは仕方がないけれど。
「もう高校生なんだから放っておけ」とはよくいうが、朝は起きない、手伝いはしない、手にはスマホ、の状態で放っておいたらどうなるのか。末恐ろしく。
この家に住むならば最低限のルールは守るように改めて注意する。
母が倒れ
仕事は繁忙期
息子とは噛み合わず
配偶者は仕事に忙しく。
それでも時間的
肉体的ゆとりはあるのだが。
気持ちが
とにかく気持ちが
疲れている。
知人から「間違えた色を買ってしまった。」と、スマートウォッチを譲り受けた。
ぱっと見はApple Watchだが、
3000円のものだそうだ。
LINEの確認、電話、等の基本機能、
睡眠、心拍、血圧、血糖値(?!)、ストレス度、最後の方の項目は胡散臭いけれど、
この値段でそれなりに使えてしまうのが怖い。
プレッシャー指数41て?!
ムードという項目では、今自分がポジティブかネガティヴかまで勝手に判断されてしまう。
しばらく遊んでみることにする。
高一長男、中二次男、学年末定期テスト前。
次男は「今回はガチる!」と言って、ずっと勉強している。
ストイックな有言実行の人。
長男は、iPadとiPhoneを手に、ゲームしているのか勉強しているのかは不明。
(おそらく半々くらい?)
自分で言うのも変だけれど、私の気質はどちらかというと次男に近い。
やると決めたら苦しくてもやる。
だから、ダイエットをする!と言いながら、お菓子を食べ続けたり、お金がない!と言いながら自分へのご褒美ばかり買っている人を見て、不思議に思うことが多かったのだが、最近になって、かなり多くの人がそうなのだ、と、理解した。
努力することが難しい人もいる。
しかし、それが不幸せとは限らない。
隣市に住む70歳の母が脳梗塞で倒れ
今日でちょうど一カ月。
二週間でリハビリを主体にした病院に転院してからは、面会の上限が月2回となってしまったので、気持ちはソワソワするけれどできる術も限られ、落ち着いて普段の生活をしている。
時折、仕事帰りに父の様子を見に実家に立ち寄るが、ワタシが思っていた以上に父が多忙で、彼が在宅しているのは訪問した2回に1回くらいである。
母の家屋調査(自宅の動線調査)の話も出ているので、退院はそう遠くないと思われるが、こうも父が多忙だと、趣味だった読書やガーデニングが今までのようにはできないであろう母が長時間自宅で1人で過ごすことになることが懸念材料だ。
その前には、実家の物の処分や多少のリフォームも必要となるだろう。母とはLINEのやり取りをするものの、どのくらい動けるのか?とか、記憶や物の理解度を直接確かめることは憚られ、実際、どのような状態なのかは来週からのカンファレンスにいくまではわからない。退院してからが本番。そんな気持ち。
リハビリ病院に移って5日目。
1日に一回は連絡を取るようにしている。
父や弟妹は電話が多いようだが、私は「リハビリや食事の時間だったら悪いな。」という気持ちが先に立ち、LINEでの文字のやりとりが多い。
返信もあるが、視床へのダメージがあるせいか誤字も多い。
もしかしたらワタシの送るLINEの文字を読むことも今の母にはしんどいのではないかと、思い切って「文字を読むのは大丈夫?」と聞いてみた。
(今までも、聞こう、聞こう、と思いながら、あれほど活字が好きだった母に「文字が読めるの?書けるの?」と尋ねるのは自尊心を傷つけてしまうのではないかと思い、聞けなかったのである。)
返信は「今までのようにスムーズに・・とはいかないけれど、リハビリだと思って頑張ってLINEしてます。」とのことだった。
文字だから本意はわからない。
これからは電話も織り交ぜながら連絡を取ろうと思ったら・・・
「今日は新入り患者への○○大の教授の回診があったのよー。病院が箔をつけようとしているのね。」
なんていうLINEも届いた。
毒舌ぶりも回復しているようである。