日々のメモ

日々の暮らし

日々。

夏休みに入る前辺りから、現中3の子を持つ人から長男の時の高校受験について尋ねられることが増えてきた。

 

しかし我が家の長男はほやーっとした意識薄い系男子なので、昨年ワタシがしたことといえば自宅から自転車で15分の私立併願校の説明会に1度いっただけ。

全く参考になるような話ができず申し訳なく思う。

こんな省エネ受験もあるという参考にはなるかもだけど。

 

ワタシが知る限り、

傾向として、女子は制服がかわいい学校を10数校ほどピックアップして親子で説明会にあちこち行くも、どの学校もそれぞれ良く、かえって選択肢が増えて迷ってしまう。

対して男子。気になる学校を調べて説明会スケジュールを組むように伝えても反応イマイチ。あまりにも動かな過ぎて親がヤキモキする。

というパターンが多いような。

 

もちろん、なんでもサクサクと決められる子もいるけれど、かなり少数なのではないかと。

 

現実は、行きたいという気持ちだけではなく成績も必要。

「好きなことをしなさい」「自分らしく」と言われ続けている昨今の子供達。

しかし、実際は内申を取るためには自分を殺して先生からの評価が上がるような行動をしなければ希望の進路には進めない場面もある。

大人は内申をちらつかせつつ、「多様性を認める」という大義名分をかざす、というダブルバインドの状況下では結局画一的な人にならざるを得ないような。

「評定、内申なんてクソ喰らえー!」と言いたい気持ちと、びっくりするような(悪い意味で)成績を持ち帰った高一長男にはついつい小言を言いたくなる気持ちと、ワタシもダブルバインド。嗚呼矛盾。

 

ご飯作っておいて、と言ったらはーいって作ってくれる長男。

ま、いっか。